合格者・内定者の声
東京都教員採用試験に合格しました!
2023年合格 H.A.さん
Q.1 なぜ、東京都の小学校教諭を目指したのですか?
私は小学校の先生になるために、有短に入学しました。小学生の頃、信頼できる先生に出会ったことをきっかけに、一人ひとりの子どもの成長に関わることを生涯の仕事にしたいと考えるようになったためです。
その先生はまさに東京都の求める教師像の一つである「子どものよさや可能性を引き出し伸ばすことができる教師」であり、私もそのような東京都の教員になりたいと強く思うようになりました。
Q.2 どのように勉強をしましたか?
私が本格的に受験勉強を始めたのは大学2年生の後期です。 週に一度、キャリアサポートセンターで小論文の指導を受けていました。3年生になってからは、大学の教員採用試験対策プログラムの「夢リア」に参加し、教職教養と専門教養の勉強を行いました。また、専門教養に関しては、授業前に早めに大学に来たり、授業が終わった後に残ったりして、一緒に受験する友人と学習しました。その際は過去問を利用して、互いに解説しあったり教え合ったりしながら勉強をしました。
2次試験の面接対策は、「夢リア」の夏休み面接練習会に参加しました。8月に入ってからは2次試験の前日まで毎日、先生方の指導を受けました。一緒に練習会に参加した友人や先輩方のよいところを吸収するようにしました。
受験を終えてみると、一緒に勉強してきた仲間と、たくさんご指導くださった先生方がいなかったら、ここまでできなかったかもしれないと思います。特に2次試験は絶対に対策をしないと難しいと感じました。
Q.3 試験勉強以外にどのようなことに力を入れましたか? どのようなことが役に立ったと思いますか?
大学2年の春休みから、小学校でボランティアをさせていただきました。ボランティア活動を通して子どもとの関わり方や、先生同士の関わり方など、たくさんのことを学びました。1年かけて子どもたちと関わると、関係性が深まったり、子どもたちの成長を感じることができたりして、とても嬉しかったです。
小学校の先生方とお話させていただく機会もあり、生活指導や学習指導、学級経営、行事など、本当にたくさんのことを教えていただきました。その先生方は採用試験のアドバイスをくださり、応援してくださいました。
この経験は、実際に小学校で働くようになってからも活きてくると思います。
Q.4 試験当日はどのような様子でしたか?
1次試験は大きな大学で実施されました。小学校全科だけではなく、中学校や高校を受験する方も同じ会場だったので、たくさんの受験生がいました。試験は午前中に始まり、教職教養試験の後に専門教養試験が行われ、昼食休憩をはさんで論文試験が行われました。休憩時間は友人と過ごしている受験生が多かったです。私も偶然、友人と同じ会場だったので、一緒に昼食をとって、最後の論文試験に備えました。
試験に対しては、「今までたくさん勉強してきたから大丈夫」という気持ちをもって臨みました。試験の当日は強い気持ちが大切だと思います。
Q.5 教育実習の様子を教えてください。(楽しかったこと・苦労したこと)
実習では授業が一番大変でした。時間配分や板書がとても難しく、苦戦しました。先生方の授業を見て学んだり、放課後に教室の黒板をお借りして板書の練習をしたりしました。プリントやタブレットを活用した授業のやり方など、先生方からアドバイスをいただきながら経験を積むことで、徐々に時間内に授業をまとめることができるようになりました。子どもたちも真剣な顔で授業を受けてくれるようになったことが嬉しかったです。
授業以外の時間もなるべく子どもたちと遊んだりして過ごすことにより、より深く知ることができるようになりました。
また、実習中に運動会があり、子どもたちが一生懸命頑張る姿を見ることができ、とても感動しました。教師の仕事の中の素敵な部分を体験できて充実した実習になりました。
Q.6 後輩へのメッセージをお願いします。
小学校教諭の免許取得を希望している人は、実習や授業がたくさんあって大変だと思います。でも、そのような状況の中でも、自分で時間を作ることが必要なのではないかと私は思います。
採用試験はゴールではありません。働き始めてからが勝負です。社会に出たら学生時代よりも確実に忙しく、大変なはずです。ボランティアなどで経験を積み、今から準備をしておくことが、将来の自分の職務に役立つと考え、「今、やろう!」と考えてみませんか。
東京都教員採用試験に合格しました!
2023年合格 M.A.さん
Q.1 なぜ、東京都の小学校教諭を目指したのですか?
私は幼稚園の先生または小学校の先生になりたいと思って、有短に入学をしました。その気持ちはずっと変わらず、3年生になった時点でもどちらになるか迷っていました。そのような中、4月に大学で小学校教員採用試験の大学推薦についての説明会があり、参加することにしました。そこで、私の成績であれば大学推薦の学内選考を受けられることを知り、せっかくのチャンスだと考え、東京都の小学校教員採用試験を受験することに決めました。
その後、6月に小学校の教育実習に行き、子どもたちと過ごしていく中で「小学校の先生になりたい」と強く思うようになりました。
Q.2 どのように勉強をしましたか?
1次試験の専門教養試験対策としては、東京都の過去問や参考書、問題集を購入して学習しました。それらの問題集は2~3回繰り返して解きました。小論文については、大学で実施していた教員採用試験対策「夢リア」に参加して、先生に丁寧に指導していただきました。
そのほかにも、授業の前や放課後に残って友人と勉強しました。授業のない日も大学に行って勉強したので、ほぼ毎日のように勉強していました。自宅ではなかなか勉強に集中できなかったため、大学で勉強することにしていました。
私は大学推薦をいただけたので、免除される科目があるのは大きなメリットでした。その分、専門教養と小論文の勉強に力を注ぐことができました。
2次の面接試験については、夏休みに実施した「夢リア」の面接練習会でしっかり学びました。「夢リア」には3年生だけではなく、卒業生も参加されていました。はじめは練習でうまく自分の考えを伝えることができず落ち込み、周りの人たちと比べて劣等感を感じることもありました。それでも負けずに、先輩方の上手な受け答えの仕方を見て、参考にして練習を続けたことにより、試験の直前には先生方に「とても上達した」と褒めてもらいました。
今回、学び合うことで知識や理解が深まるのを感じました。また、同じ目標をもつ仲間がいると心強いと感じました。
Q.3 試験勉強以外にどのようなことに力を入れましたか? どのようなことが役に立ったと思いますか?
まず、睡眠時間を確保することを重視しました。集中して知識を詰め込むと、頭も心も疲れてしまいますが、しっかり睡眠をとることで、情報が整理され、頭もすっきりします。また、体調を整えて試験本番に臨まないと、もっている力を発揮できません。そのためにも、どんなに勉強時間を多く取りたくても、睡眠はきちんと取るように心がけました。
その他に力を入れたことは、休まずに授業を受けることです。授業は知識を得られる場ですし、クラスメイトとの意見交換は、よい刺激になります。私は3年間、ほとんど欠席することなく大学に通いました。
Q.4 試験当日はどのような様子でしたか?
1次試験の会場では友人同士で来ている受験生がたくさんいたので、一人だった私は少し心細さを感じました。しかし、気持ちの切り替えをし、周りを気にせず試験に臨むようにしました。
また、試験の前に、これまでやってきたことを思い返し、「これだけ頑張ってきたのだから、あとは力を出すのみ」と考えたことにより、緊張せずに落ち着いて行うことができました。
Q.5 教育実習の様子を教えてください。(楽しかったこと・苦労したこと)
研究授業で、子どもたちが楽しいと感じ、もっと学びたいと思える授業ができるか不安でした。実際にやってみると想像していたよりも、子どもたちの反応や学びの姿勢が良く、「先生の授業わかりやすくて、楽しかった」と言ってもらえました。
授業参観の時には、問題を解いているところを見ようとしていると、答えやノートを隠して見せてくれないこともありました。休み時間などに話をしていたら、「これ合ってる?」や「教えて」など、子どもたちが心を開いてくれたような感じがして嬉しかったです。
実習の最後には、子どもたちが「ありがとう会」を開き、手紙や写真を用意してくれました。クラス全員が私のために出し物を考えてくれたことに感動しました。教育実習は良い思い出です。
Q.6 後輩へのメッセージをお願いします。
・どんなことがあっても自分を信じて前を向くこと。
・ポジティブな考えをもつこと。
・完璧を求めないこと。
・自分を好きでいること。
自分を嫌いになったら全てがうまくいかなくなります。誰も見ていない努力でも、自分は知っているし見ているので、自分を大切にしましょう。自信をもって最後まで諦めずに頑張ってください。自分のために一生懸命になってくれる先生たちと一緒に頑張るといいと思います。
東京都教員採用試験に合格しました!
2023年合格 M.H.さん
Q.1 なぜ、東京都の小学校教諭を目指したのですか?
私は小学生の時に児童一人ひとりに寄り添ってくれる先生方に出会い、6年間を楽しく過ごすことができました。その先生方は学校や家での楽しいことや嬉しいこと、悩んでいることなど、何でも話を聞いてくれました。
また、それぞれのよさを認めてくれました。私もそのような先生方に憧れ、生まれ育った東京で先生になりたいと思い志望しました。
Q.2 どのように勉強をしましたか?
東京都の試験形態を調べて対策しました。いきなり過去問に取り組むのではなく、まずは基礎的な問題から始めました。
高校までに学んだ基礎知識はあったものの、やはり忘れていることが多かったため、数学の基礎を中心に先生と勉強し直し、徐々に感覚が戻ってきました。大学で受験対策をするのはもちろん、高校までにしっかりと基礎知識を身に付けておくことが大切だと感じました。
小論文については一から大学の先生に指導していただきました。小論文の構成から、自分の考えの表現の仕方など、丁寧に教えていただきました。
私は2次試験の10日前から保育実習があったため、夏休みに開催された「夢リア」の面接練習会に参加することができませんでした。実習が早く終わった日に大学に行って先生と練習したり、電話で相談に乗ってもらったりしました。
練習時間は決して十分とは言えませんでしたが、合格することができたのは先生の支援があったからだと思います。
Q.3 試験勉強以外にどのようなことに力を入れましたか? どのようなことが役に立ったと思いますか?
私はもともと人と話すことが得意で、アルバイトも接客の仕事をしていました。
会話をするときはいつも自然と笑顔になります。表情や話し方などから相手の気持ちを読み取り、どのようなことを望んでいるのか、どう説明したらきちんと伝わるのかなどを考えながら接しています。丁寧に話を聞き、自分の考えや思いを伝えるということが鍛えられ、この経験は面接試験でも活かすことができたと思います。
あと大事なことは、気合いと必ず受かるという自信をもつことです。後ろ向きの気持ちでは、自分の力を十分に発揮することはできません。
Q.4 試験当日はどのような様子でしたか?
時間に余裕をもって自宅を出発しましたが、アクシデントが起こり、集合時間の少し前に試験会場に到着する形となってしまいました。私は、どのような状況でも動じない強い心をもっているので、試験に影響することはありませんでしたが、時間と気持ちに余裕をもって行動することは大事だと改めて感じました。
1次試験では、勉強してきたことを発揮するのみです。
2次試験の面接は得意分野だったので全く緊張しませんでした。自分の力を信じて臨みました。
Q.5 教育実習の様子を教えてください。(楽しかったこと・苦労したこと)
指導案の作成や授業時間の配分に苦労しました。指導案は毎日、先生方に添削していただき、授業の進め方についてもアドバイスをいただきました。ご指導のおかげで、「先生、授業わかりやすかったよ」と子どもたちが言ってくれるまでになりました。
大変なこともありましたが、それ以上に、子どもたちとたくさん遊び、話をするなど、楽しことや嬉しいことがたくさんありました。お昼休みにクラスの子どもたちと鬼ごっこやしっぽ取りをして遊んでいたら、他のクラスの子どもたちも参加してくれました。
また、最後のお別れ会では子どもたちが泣いてくれました。その姿を見て、「いい先生になろう!」と強く思いました。
Q.6 後輩へのメッセージをお願いします。
先生と学生の距離が近く、相談しやすいところが有短のいいところです。
今回の教員採用試験に限らず、これまでの学生生活の様々な場面で、先生や職員の方々が助けてくださいました。みなさん親身になって一緒に悩み、解決に向けて取り組んでくださいます。困ったことがあれば一人で悩まずに、頼ることも必要です。
あと、自分の力を信じること。そうすれば、必ず合格できるはず!!
(公立)中野区保育士採用試験に合格しました!
2023年合格 M.U.さん
Q.1 なぜ、中野区(公立)の保育士を目指したのですか?
私は保育士を目指して、先生方と相談をしながら就職活動をしていましたが、どこの保育園であれば自分らしく働けるか悩んでいました。
そのような時にキャリアサポートセンターの先生から、中野区の保育士採用試験で2次募集が出ているため、挑戦してみてはどうかと勧められました。
公立保育士は福利厚生が充実しているなど、仕事をする上で安定していることに魅力を感じていましたが、7月の1次募集の時は、「公立は倍率も高く、受験勉強も必要なためハードルが高いから私には無理だ」と最初から諦めていました。
しかし今回2次募集が出され、せっかくのチャンスなのでチャレンジしてみようと決めました。
Q.2 どのように勉強をしましたか?
今回の試験は小論文と面接でしたので、キャリアサポートセンターの先生と相談し、まずは中野区が子育てや保育に関して力を入れていることや取り組んでいることについて調べることから始めました。
中野区の保育の課題や制度などについて正しく理解をしていないと、小論文や面接で答えることができないと考えたからです。
小論文の勉強については、いくつかの例題を決めて、自分で調べたことや大学で学んだことを基に書き、大学の先生やキャリアサポートセンターの先生に添削していただきました。
面接では、想定される質問に対し、自分なりの考えを準備しました。入退室や話し方、身だしなみなどを動画で教えていただいたり、模擬練習の中でアドバイスいただいたりしたことにより、立ち居振る舞いに関しては自信をもって面接に臨むことができました。
自分なりの考えや基礎知識を準備し、いろいろな先生方に指導していただいたことで不安を減らすことができました。時間のない中で調整し時間を作ってくださった先生方にとても感謝しています。
Q.3 試験勉強以外にどのようなことに力を入れましたか? どのようなことが役に立ったと思いますか?
私は保育士と幼稚園教諭、小学校教諭の免許・資格を取得するため、それぞれ実習を行いました。面接試験は11月でしたので、これら全ての実習を終えてからの受験となりました。
様々な実習を通し、自分自身が将来どうありたいかを改めて考えるようになり、「理想とする保育士像」を明確にすることができました。
面接では知識を問われる質問よりも、自分自身の考えを聞かれることが多かったので、実習の経験から感じたことや考えたことを、自信をもって伝えることができました。
Q.4 試験当日はどのような様子でしたか?
朝から緊張していました。「遅刻したらどうしよう・・・」など余計な不安を感じないよう、少し早めのバスに乗り、時間にも心にもゆとりをもって試験会場に向かいました。
会場に到着してからは、面接の順番待ちの時間が少しあったので、今までやってきたことを思い出して、落ち着くことができました。
Q.5 保育実習の様子を教えてください。(楽しかったこと・苦労したこと)
保育園の実習では、全ての年齢の子どもたちと関わる機会をいただいていたので、年齢や発達に合わせた部分実習をすることに苦労しました。
実習のために指導案を準備する際は大学の授業でもらった資料や、授業で習った制作や手あそびなどを参考にしました。不安なところは大学の先生へ相談に行きました。
実習は大変なこともありましたが、部分実習で私が実践した遊びを楽しんでくれている子どもたちの様子を見て、頑張ってよかったと思えました。
Q.6 後輩へのメッセージをお願いします。
実習や就職活動は、不安だし、やりたくないと思ってしまう人もいると思いますが、勇気をもって一歩踏み出してみてください。有短の先生方は、学生に寄り添って夢を応援してくれます。たくさんサポートもしてくれます。頑張って!!